Archives

2017年12月20日(Wed) 15時07分

会話を重ねることが成功の鍵

美しさとは何か。
これはとても抽象的なものであると思います。
ある人にとっては美であっても、別の人にとってはそうでない場合もあります。だからこそ、ドクターとのコミュニケーションが重要になってきます。

もちろん、基本的に“美のバランス”というものはあります。
一般的には黄金比というものがあり、それは数字で表される美しさのバランスの事で、万国共通です。
数字で表現される美しさは、個人や国によって変わるという事はないのです。
ですが、個人的な好みと必ずしも合うという事ではありません。
美に絶対的な正解というのはないのです。

そこで大切になってくるのは、自分の本来持っている顔のバランスが黄金比と比べてどう違うのか。
そのズレがあることによって、他人からはどのような印象に見られているのか。
自分が気になっているパーツを変えることによって、バランスはどう変わるのか。
それが、結果的に良いのか悪いのか。
そういったことを冷静に判断していく必要があります。
でも、それは自分一人で知ることは出来ません。
だから、ドクターと会話することが重要になってくるのです。

「こうすれば、こういう結果になる」と複数の症例を提示できるドクターは、それだけの経験を持っています。
ハッキリとリスクを説明するドクターもいます。
「あなたの希望とする目に変えると、顔のバランスが崩れる」と否定されることもあるでしょう。
専門用語などドクターの言葉が理解できない事もあるかもしれません。
でも、そんな時は何度も質問して下さい。
それでも納得が出来ないなら、別のドクターへ相談することも有効でしょう。

ドクターが望んでいるのは、患者が納得した上での治療です。
その為に時間を費やすことを嫌ったり、努力を惜しむドクターはいないはずです。
何故なら、ドクターもまた覚悟を持って、治療に臨みたいと考えているからです。
何度も繰り返しますが、一度の美容外科施術であっても、顔や身体は一生ものです。
無駄に何度も体にメスを入れることは避けるべきです。

ですから、最小限の治療で美を手に入れるためには自分の顔タイプを知り、“美のバランス”とのズレを修正する感覚を持つことです。
そして、長く付き合える信頼関係を結べるドクターと出会う事。
あなた自身も知識を持つべきです。
その為には、書籍を読むもよし。
でも、分からない事をうやむやにしたままにせず、会話し、自分自身とドクターとの方向性を合わせていくことが大切です。