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2017年12月05日(Tue) 20時23分

賢いドクター選び①

当たり前のことかもしれませんが、ドクターが高い技術を手にするには、形成外科や皮膚科での経験を積むことが必要です。

もちろん若くても、手先が器用で手術が得意なドクターは、存在するでしょう。
しかし、患者さんの希望や症状に対して、何を選び、どのような治療を施せば最善なのか、を選ぶ能力は、経験が大きく左右します。

これはドクターとしてのキャリア年数だけでなく、症例数、施した手術や治療の数に関係します。
数多くの患者さんを治療した経験こそが、ドクターの技術を向上させるのです。

「私はプチ整形だけだから」と考えていたとしても、経験、そして知識と選択できる治療法を豊富に持った、ドクターのもとで治療を受けてほしいものです。
なぜなら、美容外科施術は年齢に応じて、手技や治療法を変えながら、長期にわたって必要になってくるものだからです。

今はプチ整形やレーザー治療だけで対応できる段階でも、それだけでは対応できない症状は出現します。
その段階で、新たにドクターを変えることになるのは、今までの経緯が分からない為、自分にとっていい結果につながらないことが、起こる可能性もあります。

しかし、美容外科医は技術者です。
加齢により、視力が衰え、手先の動きが鈍くなる可能性もあります。
長時間の手術に耐える集中力や体力も必要です。

10年、20年と長くつきあっていくことを考えると、たとえ著名で、申し分ない経験を積んでいても、あまりに高齢なドクターを選択するのはベストだといい切れません。
経験が豊富で、治療にかけるエネルギー・体力・精神力などを持ち合わせた、“旬”の美容外科医を選んでほしいと思います。